田舎で働く vol. 2
vol. 1では、可処分所得、現金至上主義、リモートワーク、東京との距離感、友人関係、趣味について書きました
今回は次のような感じです
- インターネットの速さ
- 移動手段
- 人々と近所付き合い
- エンジニアコミュニティ
- リモートワークのデメリット
インターネットの速さ
東京に居ると夜中インターネット遅くないですか?
田舎だとインターネットを使う人間が少ないせいか時間にかかわらず快適な環境が得られます
ちょっとしたことですが、毎日使うので生活の質が変わります
移動手段
地域によっても違いそうだけれど、マジの田舎だと車が無いと死ぬ
最初の数週間は車なしで生活していたけど、自分の力で行けるのがコンビニだけだし、実質軟禁状態になっていて精神的にだいぶつらかったです
眠っていたカブを頑張って整備してスーパーに行けるようになったときは感動して毎日のようにスーパーに行っていた
夜中は街灯とかほぼ無いので真っ暗になっていて歩いて遠くまで行くと帰ってこれないし
最寄りのマクドナルドまで 4.5kmぐらいあって歩くと往復で2時間ぐらいかかるのでダイエットにはいいです
電車はあるんだけど駅まで行くのに車が必要なんで結局車がないと詰むし
駅まで送ってもらったり、自転車やバスなどを駆使しても1時間に1本なのでちょっとタイミングをミスると1時間潰れて本当にダメ
人々と近所付き合い
田舎は人間関係ねちっこいみたいなイメージあるかなって思うけれど、私の住んでるところは幸いそういう村社会的文化が無いので助かってます
近所付き合いも、戻ってくるにあたって特に挨拶に行ったりとかはしてないし、知らない*1人には挨拶しないけど特に何も言われない
でもこれは髪が緑だったりするから無視されているのかもしれない
体感では、人間の流れが少ない山とか内陸の町*2だとそれなりにそういうのあるかな〜という気がしていて
今住んでいるところは港町で異邦人も多いのでそんなに身内でネチネチやっている文化は無いのかな〜という感じです
知らんけど
実際は裏でネチネチ言われているのかもしれないが、気にしないのが一番かなって思いますね
他人のことなんてほっとけ
エンジニアコミュニティ
無いし、普通の人にプログラマとかエンジニアとか言っても全く伝わらないし、自宅で働くとか言う文化はない
自宅で働く=実質休み みたいに思っている人も多くて説明がかったるいので「オフィスが家なだけ」Tシャツが必要
話がそれてしまったが、まあコミュニティとかはないんですよ
松江に近いので、彼の地にはコミュニティがあると聞くけど、立地柄Ruby推しなのでAndroidエンジニアは見たこと無いらしいし、エンジニア自体の人数も少なく、自己研鑽に興味があるエンジニアは更に少ないみたい
あとみんな車なんで気軽に飲み会とかも出来ないから健康的な交流が行われているのではないかと思う*3
リモートワークのデメリット
雑談しにくい というのを感じていて、社にもフィードバックしたのだけれど
同様の課題を感じている人は多いみたい
私は雑談も仕事のパフォーマンスをあげたり、気持ちよく仕事をしていくのに必要かなーと思っているので物足りなさを感じているが、個人差がありそう
前述の コミュニティが無い という点と併せて、身近に仕事の都合抜きで技術的な話を出来る人が居ないので
酒を飲みながら雑にやっていく話とか、エラー処理の設計どうするみたいな話ができない
同僚も居ないので、現実世界で日常的に会う人間関係の輪がめっちゃ狭くなってしまう*4
これは良くないと思っていて、日々多様な意見を聞かないと考えが固まってしまうのではないかという不安を感じる
インターネットで絡んでくれる人がいるのでまだ良いけれど、そういう関係性が無のまま田舎に引っ込むとだいぶつらいかな〜という印象
と、いう感じでいいところだけじゃないんですけど
戻ってくる前に漠然とイメージしていた、めんどくささみたいなのはなくて良かったかな
ルッコラは植えました
次回は、エンジニアコミュニティについて2 と自然、古い家屋について書きます
それではまた