ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
見ました
正直あんまり期待してなかったんですけれども期待を上回る内容で大変良かった
あらすじなどは公式を見てほしいのだけれど
この映画の本当に良いところはグラハムが自信を得る過程が丁寧に描かれているところだと思う
出社前に自宅に腹心の部下 フリッツを招いて会議で発言する内容の確認を行うシーンから始まるのだけれど
その会議では中々発言できず、結局フリッツに代弁させてしまう
ところが話が進み、会社が、新聞が危機に瀕したときに進むべき道を強く信じはじめ、彼女自身が本当の社長に変貌していく
電話会議でフリッツの反対を押し切り、思い立ったかの様にゴーサインを出した時は(それがそうなるとわかっていても)筆舌しがたいカタルシスで、彼女とともに何かから解放された気分だった
あとに続く自宅でのやり取りも、社長となったグラハムは今までとは打って変わった力強い姿を見せてくれる
重ねて良かったのがこの自宅でのやり取りにおけるフリッツで
彼はグラハムに反対する立場だが、社長としてのグラハムの判断を尊重してくれる
なんていいやつなんだ
シリコンバレーのジャレットが出てきたところもよかった